2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されます。


中学校では2021年度、高校では2022年度に順次プログラミング教育が授業に組み込まれます。


しかし、教えるのはプログラミング言語ではなくプログラミングの考え方です。


「プログラミングの考え方」とはどういったもので、どういったスキルがつくのでしょうか? 一番身につくのは「論理的思考能力」ではないでしょうか。


プログラミングとは言葉の通り、システムを動かすためのプログラム(命令)を作る作業です。


この作業はプログラミング言語と呼ばれる専門的な言語で記述されます。


言語というと英語教育と同じで「this is a pen」というような単語と文法を想像するかもしれませんが、全く別物です。


プログラムはコンピューターへの命令なので「紙を作ります」「鉛筆を作ります」「作った紙に鉛筆で this is a pen と書きなさい」というような文章を書いていきます。


これだけ聞くと身につくのはプログラマーとしてのスキルであってあまり役には立ちそうにありませんし、プログラミング言語はどんどん新しい言語が出てくるので小学校で習っても社会に出る頃にはもう使えない可能性も十分にあります。


なので、プログラミングといっても学校で教える内容は「コンピュータと親しむこと」と「アルゴリズム」が主体となるのだろうと思います。


この、アルゴリズムが「論理的思考能力」を生むのです。


アルゴリズムは「作業手順」のようなものです。


よく料理に例えられます。


野菜を切って、煮込む。


火が通ったか確認し、不十分であればもう少し煮込むし、十分であれば火を止めてカレー粉を入れます。


この動作を行うとカレーができますね。


これがカレーを作るアルゴリズムです。


プログラミングを行うには、まずこのアルゴリズムを考えなければなりません。


手順が決まっていないのに、システムに命令は出せませんね。


しかも、システムは人間と違って「火が通ったら」というような曖昧な命令は理解できませんので「1分煮込んだら人参を取り出し、フォークが刺さることを確認する。


刺さらなかったらまた1分煮込んで人参を取り出し、フォークが刺さることを確認する。


刺さらなかったら…」と命令を出さなければなりません。


このアルゴリズムを考える作業が論理的思考能力の獲得に繋がるのです。


【PR】 ギークスジョブ 評判